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衛生管理の取り組み

プール熱

“プール熱”と聞くと、「スイミングスクールは大丈夫だろうか?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。

何の病気に対しても正しい知識を持って適切な対応をとることが大切です。

 当クラブとしては、普段からできるかぎりの安全対策と衛生管理に努めておりますので、皆様にも適切な対処とご協力をお願いいたします。

 

 プール熱とは?

  そもそも、“プール熱”と呼ばれる病気は、学校や幼稚園などのプール開きとともに流行するので、

 その名前が付いたと言われています。正式には“咽頭結膜熱”といいます。原因はアデノウイルスと

 いうウイルスが口・鼻・ノドの粘膜や目から入り込んで感染します。また、プール以外でも普通の風

 邪のように感染することもあります。(経口感染・飛沫感染等)

  症状は高熱が5~7日続き、ノドが赤く腫れ、かなりの痛みが続き、目は結膜炎を起こし、痛み・

 かゆみがあり、目ヤニが出ます。また、頭痛や吐き気,腹痛や下痢が起こることもあります。アデノ

 ウィルスに直接効く薬はないので、治療は対症療法になります。高熱が続いている間のケアは風邪と

 同じです。目やにがひどい時には濡れたガーゼでこまめに拭きとってあげましょう。

 

 本当にプールで感染するのでしょうか?

  塩素剤による消毒が、保健所の基準値(残留塩素濃度が0.4~1.0ppm)を保っていれば、

 プール内でアデノウイルスに感染する可能性は殆どありません。

  しかし、学校や幼稚園などの屋外プールでは常に安全な基準値を保つことは容易ではありません。

 これは次のような要因で水中の塩素がすぐにとんでしまうために、数値を測定して塩素剤を注入する

 作業が追いつかなくなる可能性が高くなります。

  ※要因 〔①入場者数が急に増える, ②気温が上がる, ③日差しが強くなる,等〕

  このように、管理が行き届かずに塩素濃度が基準値を下回っているプールでは、アデノウイルスが

 侵入しても死滅せずに、他の子供達に感染してしまうケースが多くなります。

 

  当クラブでは塩素剤による消毒殺菌は勿論のこと、総合的に安全な水質管理を徹底しておりますの

 で、プール内で感染する心配は殆どありません。特に、残留塩素濃度を自動管理(測定・薬剤注入)

 する装置を備えておりますので、安全基準値を下回ることはありません。

  以上のようにプール内は大丈夫なのですが、その他(更衣室など)でウイルスが経口感染や飛沫感

 染する可能性は否定できません。そのため当クラブでは更衣室の清掃と消毒殺菌を徹底して実施して

 おります。皆様もお子様に次のような注意やご指導をしていただければ、さらに感染を予防すること

 ができますので、是非ご協力をお願いいたします。

 

 

 

対 策

 


プールの前後には、しっかりシャワーを浴びる。

タオル等の貸し借りは絶対にしない。

他の人の持ち物に手を触れない。(衣類などはバッグに入れておく)

もしも感染・発病した場合は、完治するまで外に出ない。