こどもの走り方が気になる保護者の方へ|速く走るために大切なのは体の使い方
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こどもの走り方が気になる保護者の皆様へ
速く走るために大切なのは体の使い方
運動会シーズンになると、
「うちの子、走り方が少しぎこちないかも」
「もっと速く走れるようになるにはどうしたらいい?」
「スポーツをやっている子は、どうして走るのが速いんだろう?」
と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
こどもの走り方は、単に「たくさん走れば速くなる」というものではありません。
もちろん、走る経験や体力も大切です。
しかし、小学生の時期に特に大切なのは、自分の体をうまくコントロールする力を育てることです。
走るという動作はとてもシンプルに見えますが、実際には全身を使う運動です。
足だけで走っているわけではありません。
股関節、体幹、腕振り、姿勢、バランス、リズムなどがうまく組み合わさることで、スムーズで速い走りにつながっていきます。
スポーツをしている子はなぜ走るのが速いのか
水泳、サッカー、野球、バスケットボール、ダンス、体操など、スポーツをしている子の中には、走るのが速い子が多くいます。
これは、ただ走りこんだり、泳ぎこんだりしているからでしょうか。
体力がついているからでしょうか。
もちろん、それも理由の一つです。
しかし、それ以上に大きいのは、スポーツを通して自然と
- 体の使い方
- バランスのとり方
- 力の入れ方、抜き方
- 地面への力の伝え方
- 手足を連動させる感覚
- 見ながら考えながら動く力
などを身につけていることです。
スポーツでは、まっすぐ走るだけではなく、止まる、曲がる、ジャンプする、方向を変える、相手を見ながら動く、ボールに反応するなど、さまざまな動きが求められます。
こうした経験を積むことで、自分の体を思い通りに動かす力が育ちます。その結果として、走るというシンプルな動作の質も高まっていきます。
小学生の走り方に「筋肉量」はあまり関係ない
「速く走るためには筋肉をつけた方がいいですか?」と聞かれることがあります。
しかし、小学生の時期では、大人のように筋肉量を増やすことよりも、今ある体をどう上手に使うかの方が大切です。
同じ体格でも、走り方がスムーズな子と、動きがバラバラに見える子がいます。
その違いは、筋肉の量というよりも、
「力をどこに向けて使えているか」
「手足をうまく連動させられているか」
「姿勢を保ったまま動けているか」
「地面に力をうまく伝えられているか」
という部分にあります。
つまり、こどもの走り方を良くするためには体の使い方を学ぶことが大切です。
速く走るために大切なポイント
1. 股関節から動かす意識をつくる
走る時に大切なのは、足先だけで動くのではなく、股関節から脚を動かすことです。
股関節は、体の中心に近い大きな関節です。
ここをうまく使えるようになると、脚が前に出やすくなり、走りに力強さが出てきます。
反対に、膝から下だけで走ろうとすると、ちょこちょことした走りになりやすく、スピードにつながりにくくなります。
2. 地面を「蹴る」より「押す」感覚を身につける
「地面を強く蹴って走ろう」とすると、足が後ろに流れたり、体が上に跳ねたりすることがあります。
速く走るためには、地面を後ろに蹴るというよりも、地面を押して、その反発で前に進む感覚が大切です。
地面にうまく力を伝えられるようになると、無駄な力みが減り、前に進む力が生まれやすくなります。
3. 腕振りと下半身を連動させる
走る時、腕振りはとても大切です。
腕をしっかり振ることで、脚の動きも引き出されます。ただし、腕だけを大きく振ればいいわけではありません。
大切なのは、腕と脚がバラバラにならず、リズムよく連動することです。
腕振りが横にぶれてしまうと、体も左右に揺れやすくなります。腕を前後に振ることで、体がまっすぐ進みやすくなります。
4. 手足の動きに揺さぶられない姿勢をつくる
走っている時に、上半身が左右に揺れたり、頭が大きく動いたりすると、前に進む力が逃げてしまいます。
速く走るためには、手足を大きく動かしても、体の軸が大きく崩れないことが大切です。
これは体幹を固めるというよりも、動きながらバランスを保つ力です。
スポーツや遊びの中で、ジャンプ、方向転換、片足立ち、リズム運動などを経験することで、自然と身についていきます。
走り方は「走る練習」だけでは十分に育たない
こどもの走り方を良くするためには、かけっこの練習だけを繰り返せばよいわけではありません。
むしろ、成長期のこどもには、さまざまな動きを経験することが大切です。
例えば、
- ジャンプする
- 片足でバランスをとる
- 素早く方向転換する
- リズムに合わせて動く
- ボールを投げる、取る
- 障害物を避けながら動く
- 体をひねる、支える
- 見ながら考えて動く
こうした動きの積み重ねが、自分の体を思い通りに動かす力につながります。
その結果として、走るというシンプルな動作の質も高まっていきます。
セイシンのかけっこスクールは「陸上教室」ではありません
セイシンのかけっこスクールは、直線を速く走ることだけを目的とした陸上教室ではありません。
もちろん、運動会や体育のかけっこで「もっと速く走りたい」という気持ちにも寄り添います。
しかし、私たちが大切にしているのは、走る力をきっかけに、こどもたちの将来につながる総合的な運動能力を育てることです。
かけっこスクールに通うこどもたちは、これから先、さまざまなスポーツに挑戦していきます。
サッカーやバスケットボールのような球技。
剣道や柔道のような武道。
ダンスやスケートボードのような表現スポーツ。
どのスポーツにおいても、直線を速く走れるだけでは十分ではありません。
実際のスポーツでは、
- 左右、前後、上下へ素早く動く力
- バランスを崩さずに体をコントロールする力
- 相手やボール、周りの状況を見ながら動く力
- 考えながら体を動かす力
- 複数の動きを同時にこなす力
- 急に止まる、方向を変える、再び動き出す力
が必要になります。
つまり、こどもたちにとって大切なのは、単に「まっすぐ速く走る力」だけではなく、自分の体を思い通りに動かす力です。
セイシンのかけっこスクールでは、こうした将来のスポーツ活動も見据えながら、走る、跳ぶ、止まる、方向を変える、見て判断する、リズムよく動くなど、さまざまな動きを取り入れたプログラムを行っています。
運動会で速く走ることは、こどもにとって大きな自信になります。
そしてその先に、いろいろなスポーツを楽しめる体づくり、チャレンジする力、自分の可能性を広げる経験があります。
セイシンのかけっこスクールは、走る力だけでなく、こどもたちの未来の運動能力を育てるスクールです。
運動会で気になった走り方は、成長のチャンス
運動会でお子さまの走り方を見て、
「腕が横に振れている」
「足がうまく前に出ていない」
「体が左右に揺れている」
「一生懸命走っているのに前に進んでいない」
と感じたとしても、それは決して悪いことではありません。
今の走り方を知ることは、これから体の使い方を覚えていくための大切なきっかけです。
こどもの体は、経験によって大きく変わっていきます。
正しい動きの感覚を少しずつ身につけていくことで、走り方は変わります。
「走るのが苦手だから向いていない」と決めつける必要はありません。
体の使い方を覚えていけば、走ることが楽しくなったり、体育やスポーツに前向きになれたりすることもあります。
こどもの走り方を良くするために大切なこと
こどもが速く走れるようになるために大切なのは、無理に走りこませることではありません。
まずは、
- 股関節から大きく動かす
- 地面を押す感覚を身につける
- 腕振りと脚の動きをつなげる
- 姿勢を保ちながら動く
- 左右、前後、上下に動ける体をつくる
- 見ながら考えて動く力を育てる
- いろいろな運動を経験する
ことが大切です。
走る力は、足だけで決まるものではありません。
全身をうまく使えるようになることで、走り方は自然と変わっていきます。
こどもの走り方は「体の使い方」で変わる
スポーツをしている子が走るのが速いのは、単に体力があるからだけではありません。
スポーツを通して、体の使い方、バランス、力の伝え方、リズム感、判断力などを自然と身につけているからです。
小学生の時期は、筋肉をつけることよりも、さまざまな動きを経験し、自分の体をコントロールする力を育てることが大切です。
運動会をきっかけにお子さまの走り方が気になった方は、ぜひ「足の速さ」だけでなく、「体の使い方」にも目を向けてみてください。
走り方は、体に様々な経験を積ませることで変わっていきます。
セイシンのかけっこスクールでは、速く走るための基本だけでなく、将来さまざまなスポーツに挑戦していくために必要な、総合的な運動能力を育てていきます。


