メディカルフィットネスフォーラム2026で講演|医療・運動・地域をつなぐスポーツクラブの役割
- お知らせ
2026年8月2日、有明セントラルタワーで開催された「メディカルフィットネスフォーラム2026」において、スポーツクラブセイシンの医療連携・地域連携の取り組みについて講演しました。
『社会的処方から始まる医療機関とフィットネスの連携 ~地域の中に運動のきっかけをまき、行動につながるハブをつくる』
今回の講演では、提携医療機関である大石内科循環器科医院様、やまうち薬局様との連携や、「社会的処方」の考え方をもとに進められている「サクラノキプロジェクト」との関わりを中心に、具体的な8つの事例をご紹介しました。

人と人、人と地域をつなぐフィットネスクラブへ
フィットネスの形態や運動の選択肢は多様化しています。
そのような中で、私たちは、人と人との関わりを大切にする総合型フィットネスクラブの価値は、単に運動する場所や機会を提供することだけではないと考えています。
一人ひとりの目的や体力、健康状態に合わせた運動支援を行うことに加え、人と人、人と地域をつなぎ、地域全体の健康づくりを支えることも、地域に根ざすスポーツクラブの大切な役割です。
大石内科循環器科医院・やまうち薬局との医療連携
スポーツクラブセイシンでは、静岡市内の大石内科循環器科医院様、やまうち薬局様と連携し、医療と運動、栄養をつなぐ取り組みを行っています。
講演では、主に次のような実務的な連携についてお話ししました。
・サクラノキテラス
・サクラノキ大学
・サクラノキウォーキング
・サクラノキフィットネス
・サクラノキ暮らしの保健室
・ダイエット外来における運動教室
・管理栄養士による栄養指導
・運動療法処方箋を活用した運動支援
社会的処方を実践する「サクラノキプロジェクト」
大石内科循環器科医院様では、「社会的処方」の考え方をもとに「サクラノキプロジェクト」を進めています。
社会的処方とは、心身の不調や健康上の課題に対して、医療的な治療だけでなく、地域の人、場所、活動、企業などとのつながりを通じて、生活や環境の改善を支援する考え方です。
健康上の課題は、運動不足や食生活だけでなく、孤立、生活環境、社会とのつながりなど、さまざまな要因が関係しています。
そのため、医療機関だけですべてを解決しようとするのではなく、地域にある多様な資源をつなぎ、それぞれの専門性を生かしながら支援することが重要です。
地域資源として、地域資源をつなぐ存在に
スポーツクラブセイシンは、運動指導を行う地域資源であると同時に、医療機関、管理栄養士、地域活動、企業、地域住民などをつなぐ存在でもあります。
サクラノキプロジェクトを通じた地域とのつながりと、大石内科循環器科医院との実務的な医療連携は、別々の取り組みではありません。
それぞれの活動が相互に交わることで、医療、運動、栄養、地域活動がつながり、地域の皆様が自分の健康について考え、実際に行動を始めるきっかけを生み出しています。
今回の講演では、こうした取り組みについて、具体的な8つの事例を交えながらお伝えしました。
地域の健康づくりに貢献できるスポーツクラブを目指して
今回、メディカルフィットネスフォーラム2026という貴重な機会に、スポーツクラブセイシンが実践している医療機関とフィットネスの連携について、多くの皆様にお伝えできたことを大変うれしく思います。
今後も、運動する場所を提供するだけでなく、人と人、人と地域、医療と運動をつなぐ存在として、静岡市を中心とした地域の健康づくりに貢献してまいります。
これからも地域の皆様に寄り添い、健康への気づきと行動変容を支えられるスポーツクラブを目指して、さまざまな取り組みを進めてまいります。